育児福祉を活かして、イクメンになろう

イクメンとして育児にかかわることの重要性

最近は女性も社会進出をするようになってきているため、働くことについては男女の差が無くなりつつあります。そうすると問題になるのが、夫婦の子育てをどのように行っていくかという事です。これまでは育児は女性の仕事として、男性は積極的にタッチすることは少なかったはずです。しかし、女性も男性と同等に働くようになっているため、育児の負担が女性ばかりにかかるという事があると不公平になってしまいます。女性にとっても仕事と育児をすべて引き受けないといけないとなると負担感が大きく感じていくことになるはずです。そのため、男性が育児にかかわっていくという事が必要になってきているのです。そこでイクメンが増えてきていると考えられます。もちろん男性だけで育児をするわけではありませんが、女性のように育児に対する心構えができていないという方も多いでしょう。そのような方は周りに聞きながらでも育児に参加するという事が必要になります。パートナーだけではなく、福祉関係の場でも相談に乗ってくれることがあります。悩んでいないで楽しく育児をすることが出来るように、育児福祉に関する相談窓口を抑えておくと役に立つでしょう。

子育て前にチャレンジしておきたい事

いきなり子供が生まれて、何をしていいかわからないという方も多いものです。イクメンというイメージだけではなく、具体的に子供と接する経験というものも自分の中に蓄積していきたいものです。そのような方は、子どもが生まれる前の余裕のある時期に育児福祉にかかわるボランティアなどに携わってみるのもよいでしょう。実は育児には男性の力や考え方が重要な役割を果たすことも多いのです。特に体を使った遊びなどは女性よりも男性の方が優れていることがあります。小さな子供を異動させる際にも男性の力は欠かせません。まずはそういったところに関わりつつ、男性としてどのような形で参加することが出来るか考えていくとよいでしょう。母親にとっても初めての育児であれば、どのように手助けしてもらえればよいのかわからないため助けを求められないという事もあるのです。そのようなときに男性側から子育てに参加していくことが出来れば大きな力となれるはずです。黙って助けを求められるのを待つだけではなく、自分自身で何ができるかという事を考えながら主体的な子育てをしていくように心がけましょう。そのほうが子育ても楽しいですし、やりがいも生まれてきます。

福祉サービスも上手に利用して

もちろん両親がともに協力し合って子どもを育てていくことは大切なことではあります。しかし、それだけでは乗り切れないような場面も訪れてくるはずです。そういった時には福祉サービスを上手に利用していくことを考えていくようにしましょう。保育園の利用なども福祉サービスの一つです。収入が少ない場合などは保育園の費用を助成していることもあります。地域によって制度が異なりますので、チェックしておきましょう。特に夫婦の仕事が重なってしまうようなときには延長保育なども必要になるかもしれません。そういったサービスをどこで提供しているのかを知っておくことも大切です。場合によっては病児保育なども調べておくとよいかもしれません。病気の場合は保育園で預かってもらうことが出来ないので、夫婦どちらかが仕事を休まねばならず大きな負担になることもあります。数日なら休めても、うつる病気の場合は伝染することを防ぐために一定期間休ませなければならないこともあるのです。ある程度回復してきた段階では病児保育などの利用を考えたいところです。このように使えるサービスをおさえておくことで負担を減らし、楽しみながら育児をしていくことが出来るのです。

  • 最終更新:2016-05-10 15:40:37

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